礼拝の所作

ここでは東京カルバリ教会の礼拝式文を元に、礼拝の動きを説明します。
起立する箇所が何箇所かありますが、立つことが困難な場合、座ったままで結構です。又、讃美歌も歌えなければお聴きになるだけで大丈夫です。

・礼拝5分前  着席し、心静かに礼拝の開始を待ちます。この際、携帯電話の着信音など音の出るものはOFFにしてください。

・前奏     司式者の第一声で礼拝が始まります。座ったままで奏楽に耳を傾けましょう。

・礼拝招詞   司式者が聖書を一文お読みします。座ってお聞き下さい。

・頌栄     最初に歌われる讃美歌のことです。最初に一曲分奏楽しますので、その間に週報に書かれている讃美歌箇所のページを開けてご起立下さい。
        賛美が始まりましたら、ペースに合わせて皆と共にお歌い下さい。

・主の祈り   お立ちのまま交読詩編の裏表紙に貼付してある「主の祈り」を全員で唱和します。
       「主の祈り」はマタイによる福音書6章9節以下にある言葉で、イエス・キリスト自らが弟子たちに教えて下さったお祈りです。

・交読文    お立ちのまま交読詩編をお読みします。週報に書かれている聖書箇所をお開き下さい。
        赤字を司式者がお読みしますので、それに続いて黒字をみんなでご唱和下さい。

・讃美歌    お立ちのまま讃美歌の箇所をお開き下さり、皆と共にお歌い下さい。

・聖書     ご着席になり、本日の聖書箇所をお開き下さい。朗読者が聖書をお読みしますので、聖書箇所を黙読して下さい。

・祈祷     司式者がお祈りします。手を組んで目をつむって静かに耳を傾けるのが一般的です。祈りの終わりに「アーメン」とご唱和ください。
        「アーメン」とは「その通りです」「私も同意します」という意味のヘブライ語の言葉です。これを言うことによって、司式者の献げたお祈りが自分のお祈りになります。

・讃美歌    ご起立いただき、讃美歌を開いて皆と共にお歌い下さい。

・使徒信条   お立ちのまま交読詩編裏表紙に貼付してある「使徒信条」を全員で唱和します。
        「使徒信条」は神への告白文として最も知られたもので、世界中の教会で古くから用いられています。

・説教     牧師による聖書の解き明かしです。ご着席してお聞き下さい。
        基本的に「聖書」の朗読で読まれた聖書箇所に何が書かれているのかを、読んで分かる部分、信仰的に読まなければ読み解けないことについてお話しします。
        お話時間は20〜30分ほどあります。

・祈祷     説教者がお祈りします。

・聖餐式    月初の礼拝と、三大祝日(イースター・ペンテコステ・クリスマス)に行われる、パンとワイン(この教会ではジュース)を受ける儀式です。
        自分の意志で教会で信仰告白をした人のみあずかることができます。未受洗の方は申し訳ありませんがご遠慮下さるようにお願いします
        これは最後の晩餐でイエス様が弟子たちに行ったことの再現で、「聖礼典」と呼ばれるものの一つです。
        イエス様の血と肉をいただくという意味合いがあり、選ばれた者のみが受けることが出来るものと考えられています。
        未受洗の方には窮屈な思いをさせてしまうかもしれませんが、大切なことなので、どうぞご了解下さい。
        パンとワインはいただくことは出来ませんが、どうぞ式にはご参加下さい。

・讃美歌    ご起立いただき、讃美歌を開いて皆と共にお歌い下さい。

・献金     当番が献金袋をお回しします。ご用意のある方はお献げ下さい。金額は一切問いません。
        全員が献げ終えたところで当番が祈祷します。ご起立いただき、最後に「アーメン」とご唱和下さい。

・頌栄     最後の讃美歌となります。お立ちのまま讃美歌を開いて皆と共にお歌い下さい。

・祝祷     牧師による祝福の祈りです。お立ちのまま目を閉じて心の中にお祈り下さい。

・報告     礼拝は終わりですが、司式者により、これからの予定についてなどをお話しします。座ってお聞き下さい。